アキレス腱断裂 歩行治療体験記②治療開始(1日目)

5月1日、治療1日目です。

電話では15時~16時頃なら予約可能とのことだったので15時でお願いしました。

その後、LINEで住所氏名など詳細情報を送ると予約確定となります。

移動時間が読めないので通常の2倍強の時間を見込んで、早くついたら遅めの昼食をとる予定で家を出発、池袋の駅に着きました。地下街のお店で昼食を取り、西口改札を出てから改めてGoogle Mapで病院の場所を確認、夏並みの日差しの中松葉杖で向かいます。Mapのおかげで迷うこともなく病院に到着(最近は本当に便利になりました)。

電話応対していただいた女性が笑顔で出迎えてくださいました。簡単な問診の後、治療の概略説明、その後、体調チェックということで指にセンサーをはめて測定。これがなかなかの高性能でストレス状態まで診断できるとのこと。私はストレスを示すグラフが真っ赤でかなりストレスがたまっているそうです(^^;

しばらく待った後、受診開始です。まずは応急処置のギブスを切断して患部の状態を触診、うつ伏せになって切れている位置にマジックで印をつけます。この状態で足首の固定角度を決めるようです。決めた角度にあわせてまず後ろ側(かかとから脹脛に当たる部分)のギブスを作ります。固まったところで今度はすね側を作ります。ギブスは通常のものよりも薄くてしなる感じです。すね側も固まった後、一度脹脛側を外してアキレ

 ス腱が繋がりやすいように脹脛から切断部にかけてしごくようにしてアキレス腱を伸ばします。これが結構痛いのですがここはグッと我慢・・、2枚のギブスで足を挟んで包帯で包んで固定完了です。以前、保存療法で最初に固定したときに比べると、足首の角度がかなり90度に近い感じです。応急処置のときのギブス(左)と写真で比較してみました。角度の違いが分かるでしょうか?

 f:id:sunseago999:20180503103834j:plainf:id:sunseago999:20180503102653j:plain

 

 そしてすぐに「ゆっくり立ち上がってみてください」と。

そのつもりで来たのですがやっぱり最初はびくびくですね。ゆっくりと体重をかけてみると、うん、立てます。保存療法で装具を着けていたときの要領で足を外側に開いて小股で歩きます。本当に歩けました!

 歩行療法は、最初の受診の後すぐに歩いて帰れるというのが大きなメリットのひとつですが、他の療法から途中で切り替える場合などは足が固くなってしまっているので立ち上がるまでが一苦労のようです。私の場合は切った翌日に受診したのでその点は非常によかったとのことでした。

帰り道は松葉杖を出来るだけつかないように頑張って歩きました。進む速度は松葉杖より遅くなりますが、持久力は格段に上がります。階段などではまだ不安定なので松葉杖を活用しながら無事帰宅しました。途中で思ったのが、駅のホームや改札フロアでエレベータの位置が意外に見つけにくい!! 

できるだけ無駄な移動はしたくないのでもう少し目に付くところにたくさん表示があると嬉しいと思いました。(鉄道関係の方が見ていたらぜひ検討お願いします。)

家の中でも松葉杖なしで移動でき、また支えなしでも立てるのでかなり楽です。

(前に切ったときは家の中をキャスターつきの椅子でゴロゴローっと移動していましたがそれも不要です。)

これで一ヶ月で本当に直るのなら素晴らしいと思った初日でした。